産後うつ・育児ノイローゼはエストロゲンと核家族化が原因!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

産後うつ・育児ノイローゼになる理由

出産すると、通常の5倍もの確率でうつ病にかかってしまうと言われています。その理由は大きく2つあります。「エストロゲンの減少」と「核家族化」です。

産後うつ・育児ノイローゼの特徴

  • 孤独感
  • 一人になると不安
  • 子供のことで落ち込む
  • 自信がなくなる

産後うつの大きな特徴としては、「強い孤独感」に襲われることです。出産後のママを対象にした調査(子育てに関する意識調査報告書)では、およそ70%ものママが出産後に「孤独感を感じる」という結果があります。つまり、大なり小なり、70%ものママは産後うつにかかっているということです。

 

1. 産後うつ・育児ノイローゼになる理由はエストロゲン

産後うつになるのは「エストロゲン」が原因です。エストロゲンとは、エストロゲンは卵巣の中で分泌されるホルモンの一種で、特に妊娠中にはこれがドバドバ分泌されることになります。

しかし、このエストロゲン。出産が終わると急激に分泌量が減ります。その結果、脳の働きが変化し、不安感や孤独感など産後うつの症状を引き起こしてしまいます。

 

出産後、エストロゲンが減少する理由

出産後にエストロゲンが減少してしまうのには理由があります。病気でもなんでもないのです。理由の解明には、”人間がなぜ繁栄したか?”という話にまでつながっていきます。

人間が繁栄できた理由

人間が繁栄できた理由は「毎年、子供を産むことができるから」です。例えば、チンパンジーは赤ちゃんがひとり立ちするまでの5年もの間、つきっきりで育児をすることになるので最低でも5年間は次の赤ちゃんを産むことはできません。しかし、人間は昔(およそ700万年前)、「共同養育」を行っていたため、毎年子供を作り産むことができました。つまり、赤ちゃんを「みんなで育てる」ということですね。

出産後、エストロゲンが減少する理由

つまり、人間には本能レベルで「共同養育」をするような体・脳の仕組みになっているのです。出産後に、ママのエストロゲンの分泌させて不安感や孤独感を感じさせ、「共同養育へと仕向けられている」のです。そうして人間は繁殖に成功し、繁栄してきたのです。

 

2. 産後うつ・育児ノイローゼになる理由は核家族化

核家族とは

核家族とは、”夫婦とその子供で構成される家族のこと”です。日本では20世紀の後半から急速に、この核家族化が進みました。

核家族では育児を目にすることができない

核家族で育った子供は、年の離れた弟・妹がいない限り、”育児”を目にする機会が極端に減ります。いや、減るどころか皆無となる人も多いでしょう。すると、自分でつくった子供を育てるときには、”見たこともない育児に取り組むこと”になるのです。

育児に関わることで生まれる脳の変化

育児に関わることは人間の脳に変化をもたらします。その変化とはズバリ、「親しみ」や「愛情」を感じやすい脳へと変化するのです。共同養育で育った子供は、様々な人が赤ちゃんを世話している姿を目にすることになりますし、自分自身が赤ちゃんを世話することにもなります。すると、親しみや愛情が感じやすい脳へと変化することになるのです。

核家族で育った人は親しみや愛情が感じづらい

しかし、核家族で育った人は、年の離れた弟や妹、親戚が至り、育児施設での勤務をしない限り、赤ちゃんの世話をする経験どころか目にする機会すらほとんどありません。すると、”赤ちゃんへ親しみや愛情が感じづらいままの脳”で子供を産み世話することになってしまうため、育児に積極的になれないけど、育児はしないといけないという葛藤に苛まれることになり、より一層の精神的負担がかかり、産後うつ・育児ノイローゼへとつながってしまうのです。

 

結論

スバリ言うと、人間の女性一人で子育てができるようには人間の体はできていないのです。出産後に、孤独感や不安感を感じるのは本能にプラグラムされているため、当たり前なんです。育児は孤独に抗うことなく、その孤独感に身を任せて親に頼るべきなのです。また、現代ではYouTubeという素晴らしい動画メディアがあります。YouTubeには様々な愛らしい赤ちゃんの姿が撮影された動画がたくさんアップロードされているので、そういった動画を見るだけでも、親しみや愛情を感じやすい脳へと変化を促すことができるので、妊娠・出産の予定がある人は可能な限り、意識してこうした動画を見るようにしましょう。