現実感がない、靄がかかった、斜め上から自分を見ている感覚の原因と対処

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みなさんは、なんだか現実感がない。靄(もや)がかかっている気がする。斜め上から自分を見ている。何事にもなんだか楽しめない。そんな感覚になること、そんな感覚になっていることに気づくことはありませんか?それは「離人症」という症状です。

 

離人症とは

心と身体が離れ、自分が自身の観察者であるように感じる状態のこと。離人症の症状だけであれば日常生活には支障はないですが、多くの精神障害は離人症を併発するため、他にどんな症状があるのか観察することが重要です。

 

なぜ離人症が起こるのか

端的に言うと、”自尊心の低さ”です。つまり、”ありのままの自分でいいんだ”と自分を尊いものとする感覚が少ないと離人症を発症してしまいます。

 

自尊心を高くすると、、

自尊心を高めることができると、「自分は自分。他人は他人。」とアイデンティティを確立することができ、その先に「自己肯定感」(自分を正しいと思う感覚、自信)があり、さらにその先には「自己実現」(なりたい自分になろうとする感覚、意思)があります。逆に言うと、素直に夢や希望を追い求められていない人は自己肯定感が少ないと言え、自分に自信のない人は自分と他人を混同してしまい(比較してしまい)アイデンティティの確立ができていないと言えます。アイデンティティを確立できず、自分の問題と他人の問題を混同してしまっていると自尊心を保つことができなくなり離人症へとつながっていくのです。

 

自尊心を高めるには

自尊心を高めるには「自己評価」「自己価値」「自己尊重」「自尊感情」の4つのポイントからアプローチしていきます。

 

自己評価を高めるために

  • ネガティブな人との付き合いをやめる
    ネガティブな人といるとその思考パターンに影響されて自分の評価もネガティブなものになってしまいます
  • できたことを書きだす
    評価基準をぐぐっと下げて「朝起きれた」「ご飯をぜんぶ食べれた」などできたことをすべて書き出すようにすることで、できたことを俯瞰して確認することができ、自分への評価を高めることができます
  • 気に入った服を買う
    自己評価を最も手軽に簡単にすぐに高める方法は、気に入った服を買って、その服でお出かけすることです。
  • 筋トレ(運動)を行う
    運動や筋トレはある程度短期間で効果を実感できるため、自己評価を高めることができます。

 

自己価値を高めるために

  • 目標を定める
    できるだけ細かく小さく設定しましょう。小さく設定することで細かいスパンで成果が確認でき、自己評価を高めることができますし、目標を達成したときにはそれはあなたの大きな自信となります。
  • 本を読む
    知識を広げ深めるには本が最も効率的です。様々な本を読むことで知識量と視野を広げ、思考力を高めることで自分の価値を高めることができます。

 

自己尊重を意識する

  • ポジティブシンキング
    「ダメでもいいじゃん」とミスや不完全さを受け入れる
  • 遠慮せず動き出す
    自尊心が低いと他人の眼を気にしたり、「どうせ」「でも」と言ってなかなか動き出せなかったりします。とりあえず動いてみて突っ走ってみる。「失敗してもしょうがない、そのときまた考え直そう」という意識でいきましょう。

 

自尊感情を意識する

  • 自己主張をする
    自分の中に芽生えた感情や意見、意思を閉じ込めずに外に出してあげましょう

 

恋人が離人症かも。そんなあなたにできること

自尊心を高めてあげるサポートしてあげてください。

  • ポジティブに明るく接する
  • 迷っていたら背中を押してあげる
  • ミスや失敗をポジティブに捉えるようにフォローする
  • 何か主張してきたらできるだけ叶えてあげる
  • 多めに褒めてあげる
  • 手をつなぐ

離人症は治すのに、短期間で効果が実感できる人もいれば3~5年といった期間を要すこともあります。要求してしまうとストレスになって逆効果なので焦らずゆっくりあくまで”支える”という意識で接するようにしてあげてください。

 

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