旦那・夫が出産の立会い時にやること、1日の流れ

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意外と病院って患者をお客様として崇めることがないので、1日のスケジュールを事前に伝えるなどの配慮が少ない!?旦那・夫が出産の立会い時にやること、1日の流れをご紹介します!

 

立ち会い出産とは?

陣痛が始まった妻と病院内で同じ部屋で、助産師さんと一緒になって出産をサポートすることです。言葉通り、立ち会うだけで妻が陣痛で苦しんでいる姿をただただ見守るなんてことはありません。

 

旦那は立ち会い出産で何をやるの?

陣痛で苦しむ妻のサポートといっても何をやればいいのやら?という旦那さんは多いはず。妻や助産師さんは”どんな行動”を旦那さんに求めているのでしょうか。

腰周りをさする

旦那さんに求められているのはとにかくこれ。陣痛時に、腰回りをさすってあげましょう。腰の下の方をちょっと強めの優しさでさすってあげましょう。優しすぎると物足りなさを感じてしまうので、”ちょっと強めの優しさ”がポイントになります。

 

マッサージ

マッサージです。陣痛はとにかく痛く苦しいです。その数分ごとに押し寄せる強烈な鈍い痛みは奥さんを恐怖感すら与えます。恐怖感を感じると、奥さんはその痛みに備えて全身が緊張状態に陥ります。やがて来る痛みに備えて体全体を強張らせるわけですね。すると、全身に疲れが生じ、痛みにもなるのです。こうした緊張状態をほぐしてあげるために首や肩、腕、手、足などをほぐすようにマッサージしてあげましょう。「緊張感をほぐしてあげよう」「血流を良くしてあげよう」そんな意識で優しくマッサージするのが効果的です。

 

声かけ

出産は孤独です。なんでこんな苦しい思い、痛い思いをしなければならないのだろう?と感じてしまいます。少しでも孤独感を和らげるために「痛いね」「苦しいね」と共感したり、「頑張ろう」「あと少し」と励ましてあげましょう。

 

飲み物を飲ませる

陣痛はとにかく痛く苦しいです。奥さんはその痛み・苦しみをちょっとでも逃がそうと全身をつかって我慢します。そのため、大量の汗をかくことになりますので飲み物を定期的に飲ませるようにしてあげてください。

 

汗拭き

できれば暖かいウエットティッシュ(アルコール性のないもの)が理想ですが、なければタオルなどで額や顔周りの汗を拭ってあげてください。奥さんはさっぱり感を感じることができます。

 

緊急時には助産師さんを呼ぶ

助産師さんはたくさんの妊婦さんの相手をしなければなりません。そのため、ずっと付きっきりで付いてくれるというわけではありません。そのため、万が一奥さんの様子がおかしい、気になる事がある場合には、助産師さんに連絡・相談しましょう。

 

テニスボールでいきみ逃し

赤ちゃんは子宮口から出てくるのですが、これが10cm開いたときにはじめてママはいきむことが許されます。子宮口が10cm未満なのにママがいきんでしまうことは、出てくる穴が小さいのに赤ちゃんを外に出そうと頑張ってしまうということになり、小さい穴に押し込むことになり、ママも赤ちゃんも苦しくなってしまいます。そうはいっても、ママは分娩(赤ちゃんが出てくること)が近づいてくるにしたがって、いきみたくていきみたくてしょうがなくなります。分娩が近づくと、陣痛の痛みに加えて、いきみを我慢しないといけないという苦しみも加わるのです。そこで、テニスボールの登場です。ママがしょうがなくいきんでしまって外に押し出そうとする力を、反対にテニスボールをつかって肛門部分から内側に向かって押し込んであげましょう。すると、ママはとても楽になります。

 

写真撮影

赤ちゃんが取り出されると、出産直後でヘロヘロのママと赤ちゃんの写真撮影をするタイミングがあります。スマホでもいいので、出産直後の貴重な瞬間を写真として記録しましょう。

 

出産日(陣痛〜分別)の壮絶な1日の流れ

意外と病院って患者をお客様として崇めることがないので、1日のスケジュールを事前に伝えるなどの配慮が少ないことがありますので、ここで基本的な流れをご紹介しておきます。ここではよくある「夜に陣痛が来て、次の日に分娩になる」というパターンをご紹介しておきます。

臨月に入ると、前駆陣痛

臨月に入ると、陣痛のような痛みだったり、お腹のハリ・痛みを感じることが増えます。これは前駆陣痛と呼ばれるものです。前駆陣痛を陣痛だと勘違いして、病院に行っても「まだ生まれるまでだいぶ時間がかかります」と言われ、おうちに帰らされます。

 

夜22時(出産前日)に、陣痛

「30秒以上続く痛みが、5分間隔で来る」という場合は陣痛です。こうなったら病院へ行きましょう。陣痛室へ通されます。陣痛室では、奥さんの話をきいて不安を和らげてあげる、腰回りをさすって痛みを和らげてあげるなどしてあげましょう。

 

夜23時〜朝7時

定期的に押し寄せる痛みに奥さんはよく眠ることはできません。が、「30秒以上続く痛みが、5分間隔で来る」くらいの陣痛だとまだ先は遠いです。旦那さんも次の日にやってくる腰さすり&マッサージのために、体を休めておきましょう。

 

朝8時

奥さんは朝食を陣痛室で食べます。不安と緊張、睡眠不足であまり食欲は湧きません。しかし、長い出産の戦いは始まったばかり、体力をつけるために出来るだけきちんと食べましょう。

 

朝10時ごろ

「30秒以上続く痛みが、5分間隔で来る」よりも、長い痛みがより短い間隔で来てることでしょう。さらに出産を進めるために散歩に連れ添うなどしてあげましょう。

*子宮口の開き具合は、助産師さんが指を突っ込んで確認しますが、これが激痛。体全体をさすってあげて、慰めてあげましょう。ちなみに 、このとき子宮口の大きさは1cm程度でしょう。(10cmがゴール)

 

昼12時ごろ

陣痛は本格化。さらに痛みが増していきます。陣痛は進行するにしたがって、徐々に腰からお尻、股へと痛みの中心が移動していきます。腰周りをさする、マッサージ、声かけ、飲み物を飲ませる、汗拭きなど奥さんの要望に合わせて行動していきましょう。

このとき子宮口の大きさは4〜7cm程度でしょう。(10cmがゴール)

 

15時ごろ

陣痛室から分娩室へと移動となります。陣痛は最高潮の痛みを迎え、奥さんはその痛みに悶え苦しみます。いきみたくてもいきめない苦しみもここから始まります。テニスボールを使って、いきみ逃しをしてあげましょう。

 

17時ごろ

子宮口が10cm程度にまで開かれると助産師さんから「いきみOK」と言われ、奥さんは全力でいきみ、赤ちゃんを外へ出そうと頑張ります。痛みは最高潮を超えます。なんてったって、股を避けて3kgもの人間が出てくるわけですから。ここでは先生と助産師さんが赤ちゃんを引っ張り出そうとしてくれますので、旦那さんはやることといったら、奥さんへの声かけです。

無事、赤ちゃんが出てきたら、写真をとってあげましょう。

*スマホで撮影しようと考えている人は注意です。とにかく、出産当日は、旦那さんは何かと廊下で待たされることになります。「あれ、俺忘れられてない?」って思うほどとにかく色々な場面で待たされます。そのため、スマホの充電が無くていざ写真撮影のタイミングで充電切れなんてことにはならないように気をつけましょう!

 

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